改良メダカで逮捕者が出たことについて、心配をされている愛好家の皆様へ
本日、遺伝子を組み換えをした観賞用のメダカを、国の承認を受けずに育成したなどとして、カルタヘナ法違反の疑いで逮捕者が出ました。
詳細は文部科学省、環境省のホームページをご覧ください。
このことについて、愛好家の皆様からはさまざまは心配があることかと思います。
代表的な質問について、回答をします。
Q1 ニュースの遺伝子組み換えメダカは販売などされているのか?
当該遺伝子組換えミナミメダカは、観賞魚として水槽で飼育されている可能性が高いものの、野外に放出された場合の生物多様性への影響に関しては評価が行われていません。
(出典 環境省HP(https://www.env.go.jp/press/press_01252.html))
→ めだかの館としては、現在そのようなメダカが流通されていることの確認ができておりません。
Q2 自分の飼育しているメダカが遺伝子組み換えかどうか心配です。どうすればいいでしょう?
遺伝子組換えが疑われるメダカを飼育されている方は、絶対に河川等に放すことなく、まずは、お近くの環境省地方環境事務所まで御相談いただきますよう、お願いいたします。
(出典 環境省HP(https://www.env.go.jp/press/press_01252.html))
→当店の販売メダカは、遺伝子組み換えメダカが混入しないよう信頼できる方からの仕入れと自社交配をしています。遺伝子組み換えめだかではありませんので、安心して飼育してください。
→当店以外でメダカを購入された方は、購入店(者)様へ直接問い合わせることをおすすめします。
また、めだかの館からのお願いとして、遺伝子組み換えのあるなしに関わらず、改良メダカ(観賞用メダカ)は野生メダカとは異なるため、決して野に放してはいけません。
【参考 改良メダカの放流禁止について (日本メダカ協会HP)】
http://jma-medaka.jp/pdf/houryuukinnsi.pdf
もし、飼育しきれず困ったことがあれば、当店も参加している【改良メダカの放流禁止を考える会】が引き取り活動を実施していますので、相談してみてください。
改良メダカを楽しむためには、作出や販売だけでなく、様々な活動が必要であるため、情報発信など当店としてできる限りの努力をしてまいります。
また、改良メダカの趣味を続けていくためには、愛好家みなさまのご協力が必要です。
情報共有やご協力を、どうぞよろしくお願いします。
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