100年メダカ 第四章 〜めだかの館のブログ〜

元祖 改良メダカ専門店 めだかの館のブログです!100年続くメダカ文化を目指して、日々の日記(メダカに関することから関係ないことまで色々)を更新します!メダカ好きな方必見です!

北辻ロングフィン


北辻ロングフィン
品種名:なし(品種分類マニュアルにない形質のため)
~説明~
“北辻ロングフィン”というメダカをご存知でしょうか?
このメダカ、今年の「月刊アクアライフ5月号」で掲載された、新品種のメダカです。
特徴は、しりビレと背ビレの幅が広くなって


いることで、ヒレ長とも異なる新しいヒレ変化の表現となっています。
埼玉県の山本様が作出されたメダカで、3年の月日を経て固定率50%まで仕上げられたとのことでした。
当店でも遺伝を確認し、現在様々な品種との交配を進めています。
今後、このメダカを起点としてどんなメダカを作出することができるのかを想像するだけで楽しみに溢れた品種です。
(文 タカ)


背びれと腹びれが横に伸びた「北辻ヒレロング」です。
写真の個体は背びれに色素が入り、ヒレロングの特徴が良く確認できます。
ヒレロングの遺伝率は70%以上で、琥珀体色、白体色、黄体色、青体色などが生まれています。
ヒレ変化の新しい表現として注目しており、様々な品種との交配で新しいヒレロング品種の作出に期待できます。
(写真・文 和田)