改良メダカの在り方
ちょっと濃い内容を書くと決めたら、
思った以上に筆が走らない、めだかの館のタカです。
今朝(昨日です笑)のブログで書いた通り、
ここ数日間はいろんな方とお話する機会がありまして、
そこで共有した内容や思ったことを書き出しておこうと思います。
~鯉や金魚などと比べて、メダカが観賞魚として日本に定着する在り方が異なる~
◇まだ改良メダカは認知されていない
日本の方に、「鯉や金魚はどんな姿?」
と質問すると多くの方はすぐに答えられると思います。
これは、鯉のぼりや金魚すくいなど、日本の文化に取り入れたことで、
大衆に認知されやすい形になっているからです。
では、メダカはどうでしょうか。
メダカは、「めだかの学校」という圧倒的に認知度のある童謡があります。
また、小学五年生の理科の必須科目でもあるため、
メダカという言葉を知らない日本の方はほとんどいないと思います。
ただ、改良メダカとなると話は別です。
色鮮やかなメダカがいることは、周知されていることとは言い難いです。
なら、日本の文化を取り入れることはできるのか。
郷土料理で、メダカの佃煮があるそうですが、
改良メダカとリンクさせるのは難しいと思います。
新しい形で日本の文化にする方法をとったとしても、
文化として定着するまでには年月がかかります。
つまり、改良メダカはまだ日本に定着している観賞魚ではないということです。
◇鯉や金魚にはなかった魅力がメダカにはある
鯉や金魚を飼育するとなると、想像以上にスペースが必要となります。
飼育するだけなら良いのですが、
種類を増やしてみよう、稚魚を採ってみよう、となると
部屋の一区画だけでは難しいと思います。
改良メダカは、部屋の一区画、またはベランダほどのスペースで
数種類の品種を累代させることが可能です。
小さなスペースで楽しめるのは、メダカならではの楽しみ方と思います。
また熱帯魚のように、ヒーターを入れる必要もなく、
日本の環境、常温で飼育できることも大きな魅力です。
改良メダカに飼いやすいという特性があることから、
より多くの方に飼育していただける可能性があります。
そして多くの方に飼育していただけることが、
改良メダカを日本に定着する一つの方法だと思います。
◆まとめると、
・改良メダカは、鯉や金魚のように日本の観賞魚としてまだ定着はしていない。
・鯉や金魚のように日本の文化に準じた定着の仕方は難しいが、改良メダカが多くの方に飼育していただけることで日本に定着する可能性がある。
ということです。
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いろんな人とお話をして、意見交換をしたりしましたが、
けっしてこんな固い話ばかりしていたわけではないです!
談笑した合間にこんな感じの話があったので、
僕なりにまとめておこうと思い綴りました。
当店としては、駐車場を広げたり、園内をあるきやすくして、
ご来店いただいた方と楽しく過ごせる店作りに取り組んでいます。
そして今年初のイベントは、3月8日(日)です!
詳細が決まり次第、ブログにて更新します!
長い話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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