撮影のコツ② 個体の魅力を撮る【ブラック体色の場合】②
前回の続きです。
前回では、黒体色の品種は白の背景での撮影が多い理由と、
黒体色でも他に引き立てたい部分がある場合の品種の例として
「黒幹之」の撮影方法を紹介しました。
では「ブラックダイヤ」はどうでしょうか。
主役はオロチ由来の黒体色です。
でも、ラメの質や量も重要。。
黒の背景では黒体色が目立たず、白の背景ではラメが目立ちません。
なので、当店では緑の背景で撮影しています。
▲品種名:ブラックラメメダカ 共通補足:背地反応なし
ニックネーム:ブラックダイヤ
緑の背景で撮影することで、黒体色とラメのどちらも引き立っています。
たぶん、灰色や薄い青の背景でも同じ効果を得ることが出来でしょう。
なぜ緑なのか。
緑の背景と書きましたが、水草の写真を印刷して背景にしています。
背景を不自然な色にしないことで、目線がメダカに集まります。
灰色や薄い青などの場合、1枚の写真としては魅力的になりますが、
個体1匹1匹の特徴を撮影する時は、
メダカが主役になるように
緑の背景を使用しています。
▲品種名:黒琥珀透明鱗メダカ 共通補足:ヒレ美・背地反応なし
販売名:五式(ごしき)
五式の場合、主役は人によって異なると思います。
僕の場合は【ヒレ美】が魅力です。
なので、ヒレの色だけが引き立つように黒の背景で撮影をします。
白の背景の場合は、
こんな感じです。
黒い体色が引き立って、魅力的な五式を撮影できます。
どちらが良いのではなく、
どこを引き立てるように撮影するのかによって、
同じ品種でも撮影方法を変えます。
皆さんのこだわっている撮影方法もぜひ教えて下さい!
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