品種分類案2-25 ブラックリム
「改良メダカ品種分類案」の各形質や補足について説明しているページです。
本日は「ブラックリム」についての説明です。
ブラックリム
◆由来・概要
・鱗を強調するように黒い柄が発現するメダカです。黒色素胞による黒い柄の発現の仕方が均等で,黒が途切れることはありません。色の薄いブラックリムは黒が全体に分布されず,体側面の一箇所だけ発現する個体がいますが,斑のように離れた場所に黒が発現することはありません。元は半透明鱗系統に多く発現していましたが,透明鱗との交配により,透明鱗系統での発現が見られるようになりました。ブラックリムの特徴として,頭部は鱗の縁に黒が発現しやすく,尾ビレに近づくにつれて鱗の中心部分に黒が集まりやすくなる傾向にあります。
◆特徴
・鱗を強調するように黒色素胞が発現する
◆形質補足
・なし
◆類似した形質
・斑にまとめています。
◆文献情報
普通鱗よりやや透明性を持つ体色で,鱗の各縁が黒く縁取られる。
(メダカ品種図鑑p92:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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