品種分類案2-17 目前
「改良メダカ品種分類案」の各形質や補足について説明しているページです。
本日は「目前」についての説明です。
目前(めまえ)
◆由来・概要
・2007年に木下一好氏によって作出された目が斜め前を向いているメダカです。正面から見るとメダカと目を合わせることができます。上から見ると,目が斜め前を見ている事が良くわかります。目の角度には個体差があり,正面から見た時の印象が大きく異なります。
◆特徴
・目が斜め前を向いている
◆形質補足
・なし
◆類似した形質
目が斜め前を向いていることが目前の特徴ですが,目の角度によって正面から見たときの表情が変わります。目が45度近くまでなったときが一番良い状態です。
◆参考資料
「目が斜め前を向いていて,水槽に入れてメダカがこちらを向くと,何とも言えない可愛らしさがある。2007年に徳島県の木下氏によって発見されたものである。
(メダカ品種図鑑p136:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
◆様々な目前メダカ
▲黄目前透明鱗
▲茶目前透明鱗
▲青目前透明鱗
▲白出目目前透明鱗
出目と組み合わせることで、さらにひょうきんな顔立ちになりとてもかわいらしいですね。その姿から、ニックネーム「ポニョ」なんて呼ばれたりしています。
横見をしていると、メダカと目が合うんです。不思議な体験です。
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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