品種分類案2-16 パンダ
「改良メダカ品種分類案」の各形質や補足について説明しているページです。
久しぶりの更新です。
本日は「パンダ」についての説明です。
パンダ
◆由来・概要
・目と腹部の虹色素胞が欠如し,黒く見えるメダカです。白体色と黒い目からパンダを連想し,この名前が付けられたと言われています。また,パンダのヒカリ体型は,背中に光のある個体は非常に少ないです。これは,腹部の虹色素胞が欠如していることが理由だと考えられます。また,虹彩に黒が発現するパンダもいます。
◆特徴
・虹彩が黒く,目全体が黒い
◆形質補足
・なし
◆類似した形質
個体A・Bの上見写真はどちらもパンダに見えますが,横から見ると個体Bは普通目に見えます。同じパンダの中でも,虹色素胞の欠如の仕方によって個体差があります。上から見た時に,目の部分に黒がある場合はパンダとして分類します。
◆参考資料
・虹色素胞が欠如し,内臓や浮き袋まで透けて見えるメダカである。
(メダカ品種図鑑p101:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
・眼球に虹色素胞を持たず,眼全体が黒いので,パンダのように見えることから名付けられた。
◆様々なパンダメダカ
▲白パンダ
▲青パンダ
▲黄金パンダ
▲白パンダ
▲黄パンダ
▲茶パンダ
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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