Q5.水槽内の異物(虫、貝など)対策 ~ヒデとタカのメダカQ&Aコーナー~
めだかの館スタッフのヒデとタカが、メダカ愛好家の質問に答えるコーナーです。
テーマは「飼育や選抜に関して100%の正解はありません」です。
スタッフそれぞれの意見の違いなどを楽しみながら、
飼育レベルの向上などに役立てていただければ幸いです。
Q5.屋外水槽の中に、虫や貝(?)や藻のようなものなど、いろんなものが入ったり発生したりします。これらは、除去した方が良いですか?
◇ヒデ◇
新しく水草や底床などを入れると、色々な虫や貝などが一緒に入ってくる場合がありますが、その中で注意をしなければいけないのはイソギンチャクのような触手を持つヒドラです。
成魚には問題ありませんが、稚魚水槽に発生すると稚魚が食べられてしまう可能性がありますので発見したら駆除をしてください。
ヤゴや鳥はメダカにとって天敵ですので、屋外で飼育をする場合はネット等をかけておいた方が安全です。
藻については、伸びすぎると絡まって動けなくなる場合がありますので注意してください。
少し生える程度なら微生物のすみかになったり、メダカが食べたりしますので、むしろあった方が良いとも言えます。
◇タカ◇
虫や貝には色々な種類がありますが、意図して入れたものではない場合、除去したほうが良いです。
たとえばボウフラ(蚊の幼虫)などは成魚のエサになりますが、稚魚は逆に食べられてしまいます。
稚魚水槽にボウフラが湧かないように蓋をするなどして対策しましょう。
貝も同様に、ヒメタニシや石巻貝などコケの除去対策で意図して入れた場合を除き、知らないうちに発生したものは除去しましょう。
藻、コケはメダカを飼育する上で自然と発生します。
メダカが絡まってしまうような場合は除去すべきですが、見た目が気にならないのであれば几帳面に除去する必要はありません。
ただ茶色や黒ずんだコケは水質が良くない状況なので、水槽をリセットしましょう。
以上です。
このコーナーは不定期で連載していく予定です。
何か質問などあれば、コメントなどお気軽に問い合わせください。
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