品種分類案1-0 ~従来との違い~
4/1に発表した改良メダカ品種分類案、みなさんご覧いただきましたでしょうか?
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
品種分類案について、なかなか記事を書くことができず申し訳ありません。
様々なご意見や質問をいただいており、その対応などに追われております。
まずは、従来との違いを説明したいと思います。
従来と言っても、
基本的には日本メダカ協会が用いてきた品種命名法と変わりはありません。
↓この記事が参考になります
品種分類案0-5 ~改良メダカの形質について~ - めだかの館のブログ
新しくなったことを簡単にまとめると
①新しい形質を加えた
②形質の下位カテゴリに「補足」「珍種」を設定した
③品種名を「品種名」「補足」の二段標記にした
④統一感を持たせるため、一部の形質の扱いや名称を変更した
この4点になります。
①新しい形質を加えた
形質(体色)として新たに「オレンジ」を定義しました。
形質(透明鱗)として新たに「半透明鱗」を定義しました。
形質(虹色素胞)として新たに「腹膜光」を定義しました。
形質(柄)として新たに「ブラックリム」を定義しました。
②形質の下位カテゴリに「補足」「珍種」を設定した
改良メダカに見られる特徴を「形質」「補足(形質補足と共通補足)」「珍種」の三つに分類しました。
③品種名を「品種名」「補足」の二段標記にした
例:3色ラメ幹之
品種名:白朱赤ラメ斑メダカ
補 足:ラメ(多色)
④統一感を持たせるため、一部の形質の扱いや名称を変更した
表 従来とは異なる表記の改良メダカの特徴
今回は簡単に書きましたが、次回以降①~④について詳しく解説していく予定です。
※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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