100年メダカ 第四章 〜めだかの館のブログ〜

元祖 改良メダカ専門店 めだかの館のブログです!100年続くメダカ文化を目指して、日々の日記(メダカに関することから関係ないことまで色々)を更新します!メダカ好きな方必見です!

◇10月27日更新◇メダカの名前について

昨日のブログで紹介した「黄金スモールアイラメスワロー」。



名前が長すぎっ!ってなると思うのですが、この命名法には利点があります。


■名前だけでどんなメダカか分かる


色々と書こうと思ったのですが、やっぱり図が一番!
ということで作りました。



黄金スモールアイラメスワローという名前にすべての形質が含まれています。


この形質を一覧にしたのが、以前紹介した分類表です。



この中のどの形質に当てはまるかを確認していくと、おのずとメダカの名前が分かります。
各形質の説明についてはコチラをご覧ください。


■初めてみたメダカでも名前が分かる


ちなみに私は黄金スモールアイラメスワローというメダカを初めて見ました。
しかし、そのメダカの名前はすでに決まっており「黄金スモールアイラメスワローだ!」と言って、嬉しげにブログに載せました。


これは新品種を見つけて驚いたではなく、初めて見る形質の組み合わせを見て驚いたのです。


すでにある形質の中でも、同時に表現されていないメダカはとても価値があります。


例を挙げるなら、現在は普通になっている灯(黄体外光)です。
黄体色と体外光の形質は、灯が作出された当初(2014年)すでにあったのですが、黄色いメダカに体外光が表現されたのは、灯が初めてでした。
灯について詳しいことはコチラをご覧ください。


ちなみに某ブログでは、アルビノに黒色素があるメダカが紹介されています。
これはすげぇって思いました。
リンクを貼ってもらったので、私も貼りますね!



ということで、まだまだ書きたいことがあるのですが、一度に書くと時間がかかりすぎてしまうので、今回はこの辺で終わります。


分類表はまだ未完成な状態です。
より正確なものにするために、今後も活動をし、随時更新していきます。
そのたびにブログで紹介しますので、皆様にご覧いただければと思います。