不定期連載として、日本メダカ協会の活動について紹介します。

今回は、日本メダカ協会に入会する理由の話をします。

前回の記事では、日本メダカ協会の概要やどんなことをしているのかについて説明しました。

今回は、みなさんがどういった理由で入会しているのかについて説明します。

入会の理由は人それぞれですが、以下のような理由が挙げられます。

１．支部を立ち上げて、公式な団体として活動したい
２．改良メダカの全国大会である日本メダカ品評会に出品したい（入賞したい）
３．様々な愛好家と交流をしたい

１．支部を立ち上げて、公式な団体として活動したい

まず、愛好家さんたちの集まりがそのまま大勢で入会し、支部を立ち上げるケースがあります。

前回の記事にも書いた通り、日本メダカ協会発足の流れも同様で、

全国の愛好家の集まりがメダカ談議をしている延長線で、協会が発足しました。

ですので、愛好家グループがそのまま入会し、日本メダカ協会支部として活動することは自然な流れですし、協会もそれを勧めています。

このような入会が可能なのは

日本メダカ協会は愛好家の集団である（アマチュアとプロが一緒に所属している）

からです。

どの業界においても業者同士が連携する場合には組合を形成しますが、日本メダカ協会は組合ではありませんので、どなたでも入会することができます。

協会というとなにか抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、愛好家の集まりですのでお気軽にお考え下さい。

また、日本メダカ協会の支部は所属人数が５人以上いれば設立できます。

よって、５人以上の愛好家グループは、入会してすぐに支部を立ち上げることができます。

いままで独自で開催してきた展示会や品評会も

「日本メダカ協会○○支部　展示会（品評会）」という名称で開催することができます。

このような全国的な協会の支部活動になることで

周囲の見る目（公式感が出た、しっかしりている）が変わった、という話もよく耳にします。

すでに愛好家グループ（メダカ仲間）がいるかたは、グループごと入会してみてはいかがでしょうか？

２．改良メダカの全国大会である日本メダカ品評会に出品したい（入賞したい）

日本メダカ協会に入会すれば、年に２回開催される日本メダカ品評会の出品資格が得られ、２点まで無料で出品可能です。

（年会費の6,000円は、ほぼここでペイすることが可能です。）

逆に、日本メダカ協会でない方は、出品することができません。

理由は一言では説明しにくいのですが、品評会は順位をつけるため、産業振興の側面を持ち、上位入賞者のメダカが高値で取引されるようになります。

残念なことに、これを悪用し、自店舗の売り上げ増大や自店舗が作出した品種のブランド向上のためだけに出品する方がいらっしゃるからです。

だれでも参加可能なことが望ましいですが、ある程度の節度と秩序を保ち、公平公正な審査を実施するために、出品条件を日本メダカ協会会員に限定しています。

日本メダカ品評会では、部門を12に分け、各部門の上位5品を入賞としています（一部部門を除く）。

したがって、毎回約50名の方が入賞されており、経験や飼育年数問わず入賞のチャンスは誰にでもあります（もちろん、優良個体を出品することは必要ですが）。

自分の飼っているメダカが全国でどのような評価を受けるのか、興味がありませんか？

もし、出品してみたいという方は、ぜひ日本メダカ協会までご連絡ください。

当店は日本メダカ協会の事務局をしていますので、当店までご連絡いただいても結構です。

３．様々な愛好家と交流をしたい

改良メダカの魅力は、様々な愛好家の方同士が交流できることです。

各地で愛好が集まる機会はあるかと思いますが、全国規模の愛好家が一同に会する場はなかなかありません。

日本メダカ品評会では、全国から愛好家が集まり盛んに交流が行われています。

入会されていない方でも無料で入場いただけますので、まずは会場にお越しいただければ、日本メダカ協会の雰囲気を味わっていただけることかと思います。

次回の日本メダカ協会の開催日は

2019年5月4日(土)
2019年5月5日(日)　　です。

（ポスターは仮のものです）

まとめますと、

日本メダカ協会の入会理由は以下の３点が多いです。

１．支部を立ち上げて、公式な団体として活動したい
２．改良メダカの全国大会である日本メダカ品評会に出品したい（入賞したい）
３．様々な愛好家と交流をしたい

次回は、入会するメリットについて詳しく説明する予定です。

 (本記事は、当店の主観であり、日本メダカ協会の公式見解ではありませんのでご了承ください。)