100年メダカ 第四章 〜めだかの館のブログ〜

元祖 改良メダカ専門店 めだかの館のブログです!100年続くメダカ文化を目指して、日々の日記(メダカに関することから関係ないことまで色々)を更新します!メダカ好きな方必見です!

ミナミメダカとキタノメダカの違いは、ヒトとチンパンジー??

一週間限定で、ガリレオX第254回「進化するメダカ」が配信されています。



【見逃し配信1週間】進化するメダカ ガリレオX第254回



名古屋大学の田中実先生のお話も、非常に興味深かったので紹介を。


かつてはニホンメダカ(Oryzias latipes)と呼ばれていた日本のメダカですが


現在ではミナミメダカ(Oryzias latipes)とキタノメダカ(Oryzias sakaizumii)に分類されています。


この2種は、別品種ではなく別種(大きな違い!)です。


2種を合わせて「ニホンメダカ」と呼ぶことありますので


当店もそのように呼んでいます。


引用 https://www.youtube.com/watch?v=0WvR9kmtdTU&t=489s

さて、見た目では判別しにくいこの2種。


遺伝的にどのくらい違うのかというと


人とチンパンジーくらい(遺伝的に1~2%の違い)とのこと。



それは、もはや別の生物、という印象になりますね。



また、ミナミメダカの中でも地域によって固有の集団があります。


引用https://www.youtube.com/watch?v=0WvR9kmtdTU&t=489s

この集団の違いは、ヒトでいう人種(日本人、アメリカ人のようなもの?)とのこと。


ミナミメダカとキタノメダカの違いとは、根本的に異なりますね。



改良メダカの放流によって


各地域固有のメダカが失われる(血が混じる、絶滅する、などなど)


ことが問題視されています。



・・・


と備忘録的にまとめた内容でした。


改良メダカを取り扱い商いをするものとして


野生メダカはもちろん、生物の多様性についても


勉強していかないといけない、と思った次第です。



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