ミナミメダカとキタノメダカの違いは、ヒトとチンパンジー??
一週間限定で、ガリレオX第254回「進化するメダカ」が配信されています。
名古屋大学の田中実先生のお話も、非常に興味深かったので紹介を。
かつてはニホンメダカ(Oryzias latipes)と呼ばれていた日本のメダカですが
現在ではミナミメダカ(Oryzias latipes)とキタノメダカ(Oryzias sakaizumii)に分類されています。
この2種は、別品種ではなく別種(大きな違い!)です。
2種を合わせて「ニホンメダカ」と呼ぶことありますので
当店もそのように呼んでいます。
さて、見た目では判別しにくいこの2種。
遺伝的にどのくらい違うのかというと
人とチンパンジーくらい(遺伝的に1~2%の違い)とのこと。
それは、もはや別の生物、という印象になりますね。
また、ミナミメダカの中でも地域によって固有の集団があります。
この集団の違いは、ヒトでいう人種(日本人、アメリカ人のようなもの?)とのこと。
ミナミメダカとキタノメダカの違いとは、根本的に異なりますね。
改良メダカの放流によって
各地域固有のメダカが失われる(血が混じる、絶滅する、などなど)
ことが問題視されています。
・・・
と備忘録的にまとめた内容でした。
改良メダカを取り扱い商いをするものとして
野生メダカはもちろん、生物の多様性についても
勉強していかないといけない、と思った次第です。
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