Q8.稚魚の暑さ対策 ~ヒデとタカのメダカQ&Aコーナー~
めだかの館スタッフのヒデとタカが、メダカ愛好家の質問に答えるコーナーです。
テーマは「飼育や選抜に関して100%の正解はありません」です。
スタッフそれぞれの意見の違いなどを楽しみながら、
飼育レベルの向上などに役立てていただければ幸いです。
Q8.屋外水槽で稚魚を飼育していますが、暑さが心配です。成魚と同じ扱いでいいのでしょうか?稚魚は涼しい環境にした方が良いでしょうか?
◇ヒデ◇
成魚も稚魚も同じく、水温の上昇には注意が必要です。
特に稚魚の場合は水質や水温の変化に弱いので、
できる限り水温変化の少ない涼しい環境が適しています。
生後1ヶ月くらい経つと成魚と同じ環境でも大丈夫です。
◇タカ◇
稚魚は成魚と比べ水温や水質の変化に弱いため、
飼育場の中で風通しがよく水温の変化が10度以下になる場所を選びましょう。
とはいえ成魚は水温が高くなっても大丈夫という訳ではないので、
出来れば飼育場全体を最適な環境にしてあげることが一番良い方法です。
また水温、水質の変化を少なくするための手っ取り早い方法として、
水量の多い容器を使用することがオススメです。
孵化させる段階では小さい容器を使用し、
2週間から3週間で大きい容器に移し替えてあげます。
このとき、水温、水質の変化で稚魚が死んでしまうことがあるので、
移し変えるときには時間かけて慣らしながら移動するようにしましょう。
以上です。
このコーナーは不定期で連載していく予定です。
何か質問などあれば、コメントなどお気軽に問い合わせください。
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