Q4.タマゴトリーナーの最適個数と取り出すタイミング ~ヒデとタカのメダカQ&Aコーナー~
めだかの館スタッフのヒデとタカが、メダカ愛好家の質問に答えるコーナーです。
テーマは「飼育や選抜に関して100%の正解はありません」です。
スタッフそれぞれの意見の違いなどを楽しみながら、
飼育レベルの向上などに役立てていただければ幸いです。
Q4.タマゴトリーナーは、1水槽にどのくらい入れるのが良いですか?どのくらい卵を産み付けたら取り出したらいいですか?
◇ヒデ◇
水槽の大きさや親メダカの数によって違います。
1~2ペアで採卵する場合は1個で十分ですが、3ペア以上や大き目の容器で採卵する場合は2~3個使用するのがいいかと思います。
当店では、複数のタマゴトリーナーを使用する場合は、下向きのタマゴトリーナー他に上向きや横向きのタマゴトリーナーなど形状の違う物を一緒に入れています。
メダカは産み付けるのが下手な個体や産み落とす個体もいますので、違う形のタマゴトリーナーを使う事により効率よく採卵できます。
卵は1週間~10日で孵化しますので、当店では10日毎にタマゴトリーナーを交換しています。
◇タカ◇
基本的に1個か2個で十分です。
また水槽の大きさによって入れる数を多くしても良いと思います。
メダカの飼育でよく使用される容量80ℓのトロ舟などは、5個~10個ぐらい入れても大丈夫です。
タマゴトリーナーを多く入れるメリットは、
○多くの卵を採卵できる。
○メダカの隠れ場所になり、ストレスの軽減に繋がる。
○日陰を作ることが出来るので、日差しの強い夏の暑さ対策。
などです。
また、小さい容器で多くのタマゴトリーナーを入れ過ぎると、日当たりが悪くなり産卵数が落ちるので注意しましょう。
タマゴトリーナーを移動するタイミングですが、卵の数より周期で決めた方が良いと思います。
メダカがタマゴトリーナーに卵を付け始めてから孵化するまで1週間かかかるので、毎週1回のペースで移動させてあげましょう。
卵がついていない状態で移動しても意味がないので、大切なのは卵を付け始めた時をチェックすることです。
以上です。
このコーナーは不定期で連載していく予定です。
何か質問などあれば、コメントなどお気軽に問い合わせください。
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