品種分類案4-3 体内黒
「改良メダカ品種分類案」の共通補足について説明しているページです。
本日は「体内黒(たいないくろ)」についての説明です。
体内黒(たいないくろ)
◆由来・概要
・2014年に小暮武氏によって作出された,体内に黒色素胞が発現するメダカです。
北斗というニックネームで親しまれ,背骨の周囲が黒くなる品種として発表されました。
横見では背骨付近に黒が集まり,上見では腹膜部に多く黒があり,尾ビレに向けてランダムに黒が発現します。
◆特徴
・体内に黒色素胞が発現する
◆形質補足
・なし
◆類似した形質
・なし
◆参考資料
・なし
体内黒という共通補足も、深海の腹膜青と同様に、ホクトというメダカのために作出された分類のようなものです。
体内黒を活かしたメダカ
▲ホクト(黒い容器での様子)
▲ホクト(黒い容器での様子)
品種名:青透明鱗腹膜光メダカ
補足事項:共通補足(体内黒)
黒い容器と白い容器で、全く違う表現をするタイプのメダカです。
白い容器では、幹之メダカの体内光に当たる部分が黒くなっています。横見では、骨の周りが黒くなっています。
黒い容器では、頭の後ろの方に体内光のような青白い光やオレンジ色の光が入りなんとも神秘的で変わった体色をしています。
今後どのような進化をするのか楽しみなメダカで、異種交配の親メダカとしても期待できるメダカです。
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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