品種分類案2-34 ダルマ
「改良メダカ品種分類案」の各形質や補足について説明しているページです。
本日は「ダルマ」についての説明です。
ダルマ
◆由来・概要
・背骨が部分的に癒着して短くなり,体長が普通種体型の半分程度しかない体型のメダカです。
体長が短くなった影響で背中が盛り上がります。
泳ぎが苦手で水温や水質の変化に敏感なところがあり,飼育,産卵が難しいのも特徴です。
固定率は低く,ダルマ体型同士を交配しても,普通種体型,半ダルマ体型,ダルマ体型が産まれてきます。
◆特徴
・体長が普通種の半分程度(骨曲がりによる短さは考慮しない)
◆形質補足
・半ダルマ
体長が普通種体型より短く,ダルマ体型より長い体型です。体長の区分は普通種体型,ショート,半ダルマ,ダルマ体型など,6段階程度に区分されます(形質としては3段階)。背骨の癒着の程度によって体長の長さが異なるため,普通種体型とダルマ体型の間を総じて半ダルマと言います。
◆類似した形質
・なし
◆参考資料
・体が著しく縮んだ体型をしたメダカで,ほぼ全ての体色変異体に存在する。
(メダカ品種図鑑p132:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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