品種分類案2-2 黄
「改良メダカ品種分類案」の各形質や補足について説明しているページです。
本日は体色の「黄」です。
黄
◆由来・概要
改良メダカ品種として最も古くから親しまれてきた黄色のメダカです。
野生型から黒色素胞が欠如したことで,黄色の体色を発現しています。
◆特徴
体色が黄色である
◆形質補足
なし
◆類似した形質
黄,オレンジ,朱赤,琥珀体色の明確な判別基準はなく,
また各形質の色合いが重複している部分があるため,
最終的な判断は各愛好家に委ねられています。
しかし,各形質ともしっかりとした系統保持がされており
優良個体を見る目を養うことで
各体色の判別が出来るようになります。
◆参考資料
・鱗に黄色素胞と白色素胞が含まれているが,黒色素が含まれていないため,黄色に見える。
(全訂増補版メダカ学全書 p153~168:岩松鷹司著,大学教育出版,2018年7月刊)
江戸時代より親しまれてきた緋目高は、改良メダカ品種分類案では「黄メダカ」
もしくは「オレンジメダカ」に分類されます。
黄、オレンジ、朱赤の違いは非常にあいまいですが
それぞれの優良系統を見ることで
審美眼を養うことができます。
「改良メダカ品種分類案」はこちら↓↓↓
http://jma-medaka.jp/pdf/1saishinhinnsyubunnrui.pdf
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※本ブログは、改良メダカ品種分類案の普及を目的として、日本メダカ協会の許可を得て写真や文章を掲載しています。
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