品種分類案0-1 ~新しい品種分類案の発表~
平成31年4月1日に、日本メダカ協会から
改良メダカの品種分類案が発表されます!
経緯は、以下のような感じです。
2000年頃から始まった改良メダカの世界は,楊貴妃や幹之といった,ブームを牽引する品種の誕生により進化の一途を辿り,今現在も日本各地で新品種が誕生しています。新品種にはオリジナルの名前(以下,ニックネームとする)が付けられることが多く,命名したニックネームでのメダカ売買が頻繁に行われています。
一方,改良メダカの品種の定義は明確にされておらず,統一規格が無いことにより同一品種で異なるニックネームが命名される「同種異名問題」が生じ,改良メダカの種類や品種の分類において混乱を招いています。そこで,当協会は改良メダカ文化の発展・振興に寄与すべく,改良メダカの種類判別基準の確立や品種分類の定義などに取り組んで参りましたが,目まぐるしく進化する改良メダカの新品種に適応する定義を制定することができず,現在に至っています。
しかし,完璧な定義の制定が困難であることを理由に議論を先延ばしにしてしまうことで,改良メダカの世界はニックネームが乱立する無法地帯と化し,結果として一過性のブームとして終焉を迎える可能性すらあるのではないかと危惧しているところです。
そこで、改良メダカを文化として定着させるべく,改良メダカの品種分類について当協会の見解をまとめる作業を実施する機関として品種分類部会を立ち上げ、改良メダカの品種分類についての見解と品種分類案をまとめました。この案については、平成31年4月1日に当協会ホームページにて発表します。
日本メダカ協会資料より
めだかの館も、品種分類部会のメンバーとして活動し
品種分類案の作成に取り組みました。
ちなみに、現在の品種分類は以下のようになっています。
日本メダカ協会HPより
改良メダカの形質と品種分類
本ブログでは、品種分類案発表前に
改良メダカの品種分類について、これまでの経緯や
何が問題となって、どのように解決すべきか、などを
(当店スタッフの見解ですが)わかりやすく書いていこうと思います。
まずは、4月1日に
新しい品種分類案が発表されることを案内させていただきました~!
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