体内光の種類と見分け方【解説】
今年は暖冬で桜の開花が早いと思っていましたが、
気温が高いだけで開花が早くなるわけではないことを初めて知った、めだかの館のタカです。
桜の開花時期に影響するのは、冬の厳しい寒さらしく、
九州南部では例年より開花が遅れているそうです。
ちなみに当店では、3月29日11時から花見を行います。
どなたでも参加OKなので、ご希望の方は当店までお問い合わせください。
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さて、体内光の種類と見分け方について解説します。
体内光は以下の3種類に分類されています。
【体内光】
【全身体内光】
【腹膜光】
で、なにが違うのかを大きく分けると、
◎普通鱗 ⇨ 【体内光】
◎透明鱗性、半透明鱗性 ⇨ 【全身体内光】【腹膜光】
となります。
全然意味が分からないって方も、
まずは普通鱗と透明鱗性で変わるんだと覚えておいてください。
そして、見た目の違いなんですが、画像つきで説明します。
【体内光】 ⇨ 光が背ビレ付近を起点として、体長の半分ぐらいまでしか光らない。
光の色は青白い単色がスタンダードで、
蛍光灯を消した時のようなボーっとした光り方。
品種名:白体内光メダカ
【全身体内光】 ⇨ 光の位置は、体内のほぼ全域、またはまばらと個体によって様々。
光の色は鮮やかで、単色とは言い難いグラデーション。
品種名:青全身体内光メダカ
形質補足:全身体内光(多色)
【腹膜光】 ⇨ 光の位置は、腹膜部だけ。
光の色は全身体内光と同じく、鮮やかなグラデーション。
品種名:青腹膜光メダカ
形質補足:腹膜光(多色)
画像を見ると、
【体内光】と【全身体内光】【腹膜光】の2グループになっていることが分かると思います。
◎蛍光灯を消した時のようなボーっとした青白い光 ⇨ 【体内光】
◎鮮やかなグラデーションをした光 ⇨ 【全身体内光】【腹膜光】
これが、普通鱗であるか、透明鱗性・半透明鱗性であるかの違いです。
また、
光の色が、鮮やかなグラデーションで腹膜部だけの場合は【腹膜光】、
全体にある場合は【全身体内光】とすれば、分類がわかりやすくなると思います。
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細かな違いはありますが、大まかな見分け方としてはこんな感じです。
もう少し詳しく知りたいと思う方は、
【品種分類案】のP33~P38をご覧ください。
最後に、色々な体内光をご紹介して今日のブログを終えます。
販売名:小雪(シルキー体内光)
品種名:白体内光メダカ
形質補足:白(クリーム)
販売名:緑光体内光
品種名:青透明鱗全身体内光メダカ
形質補足:青(緑)
▲【腹膜後】を白背景で撮影した場合
販売名:ホクト
品種名:青透明鱗腹膜光メダカ
共通補足:体内黒
▲腹膜部分まで光が伸びた【体内光】の上位個体
販売名:スーパー体内光
品種名:白体内光メダカ
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